本日の日経平均株価は16円高と3日ぶり反発。朝方は円高重しに売り先行スタートも売り一巡後は円高の一服、押し目買いに下げ幅を縮小となった。後場入り後はプラス転換し、その後は小幅高水準でのもみ合いに終始。今晩の米市場が休場ということもあり、積極的な売買は手控えられ売買代金は今年最低の1兆7127億円となった。
個別では、先週末、本日と注目にも挙げた【7191】イントラストや視神経治療薬に関する実施許諾を受ける契約を締結の【4576】デ・ウエスタンがストップ高。また、AI家電に100億円規模の投資と日経新聞報道のあった【6628】オンキョー。子会社のアフロが世界最大級IT見本市「CeBIT 2017」にスマートタクシーメーターを出展する【2743】ピクセルカンパニーズなどが大幅高に。
その他、東海東京証券が6500円から9100円に大きく目標株価を引き上げたゲーム関連の【3932】アカツキ。直近分割発表から再び動意付いてきた【6531】リファインバース。これも注目銘柄の一つ、仕手性強い銘柄【3121】マーチャント・バンカーズなどの上昇も目立った。
相場全体の動きは方向感に欠き読み難いものの、個別株中心の物色意欲は旺盛。本日の米市場は休場から明日の日経平均も差ほど動きはないと思われ、引き続き本日動きの良かった銘柄中心に資金が回る可能性が濃厚。
直近IPO、直近材料発表のあった銘柄、強い上昇トレンド継続中の銘柄に素直に乗るのが今の相場一番勝ちやすい方法かと思う。