本日の日経平均株価は90円安と続落。前週末のイエレンFRB議長講演では3月の利上げが示唆されるも織り込みの見方が強く売り先行スタート。売り一巡後は下げ渋るも手掛かり材料に乏しく本日安値圏、狭いレンジでのもみ合いとなった。
個別では、10分割の株式分割を引き続き材料の【1401】エムビーエスや米アマゾンの「Alexa」に対応したサービスを開始の【1401】チェンジがストップ高。また、宅配ロッカー関連として徐々に認知度高まる【3434】アルファCo、本日から信用規制解除となった【6772】東京コスモス電機が大幅高に。
その他、先週末、本日の朝に書いた通り円高に比較的左右されない直近好調なゲーム株には軒並み資金が流入し、有名IPを用いた新作スマホゲームのカウントダウンサイトを公開の【3672】オルトプラスがストップ高のほか、直近注目でも何度もとりあげた新作ゲーム「ラピクロ」の事前登録100万突破の【3911】Aimingが一時ストップ高の大幅高に。
新作位置ゲーム「レキシトコネクト」期待の【3912】モバイルファクトリー。Anime Japan2017」で「うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live」の先行試遊会が実施されること発表され【2706】ブロッコリー急騰、共同開発の【3656】KLABも上昇。本日注目でも【3664】モブキャストのほか、【3667】enish、【3668】コロプラ、【3810】サイバーステップ、【3624】 アクセルマークなども上昇とゲーム関連が上昇目立つ一日となった。
一方で一方で直近値を飛ばしていた直近IPO銘柄群はやや失速、そろそろ警戒時か。
今週はSQ、米雇用統計控えており、全体的には明日も手掛かり材料難から方向感に欠ける展開を想定。物色は本日好調だったゲーム株のほかに材料株、地合い悪い時に短期資金集めやすい仕手性強い小型株も引き続き注目。直近IPOは上記でも書いた通り、直近値を飛ばした銘柄多く一旦警戒しておいたほうが良いかと思う。