前場の日経平均株価は105円高と5日ぶり反発。前日の米市場は軟調も為替の円安背景に朝方から買いが先行。一巡後は上げ幅縮小も押し目買いから再び上昇に転じてきている。
個別では、技術者向け教育用3Dプリンタ組立キット「遊作くんの組立キット」を商品化すると発表した【6852】テクノ・セブンが急伸となったほか、業績好調でネット通販の物流も材料視の【2471】エスプールがストップ高の上昇。人材派遣関連の【6786】RVH、【9421】エヌジェイホールディングスが一時ストップ高を付ける場面があった。
また、先程も書いたが【7312】タカタの民事再生法申請の報道からエアバック関連の一角に資金が集中し、【3526】芦森工業、【7208】カネミツなどの上昇が目立っている。
この後は日銀会合を控えるものの、現状維持と変わらずが濃厚。市場に与える影響はほぼないと思われる。全体の流れとしては日経平均が上昇している割にはそれ程直近人気の銘柄が買われてる印象は薄く。やや様子見が個人的には良いと思っている。一部の銘柄には資金は入っているが・・・