【3553】共和レザー 959円 +9 (+0.94%)
【8256】プロルート丸光 540円 +80 (+17.39%)
【6470】大豊工業 256円 -2 (-0.77%)
【9895】コンセック -2 (-0.77%)
【3776】ブロードバンドタワー 369円 +14 (+3.94%)
前場の日経平均株価は144高と4日続伸。前日のNYダウの連日高値更新や1ドル120円代後半へと進んだ円安、1~3月期実質GDPが市場予想を上回ったことが好感され買い優勢の展開。また、ECBのクーレ専務理事が5、6月に量的緩和に伴う国債購入の規模を拡大することを示唆したことも追い風となっているようだ。ただ、買い一巡後はFOMC議事録や日銀会合を見極めたいとの動きも出始めており徐々に上げ渋る展開。急ピッチなから短期的な過熱感も出始めいる。業種別では、ゴム製品、海運、電気・ガス、不動産、医薬品などが上昇率上位。一方、石油・石炭製品、鉱業、非鉄金属、鉄鋼、小売などが値下がり上位に。
個別では、通信教育「Z会」を手掛ける増進会出版社が【6053】栄光ホールディングスを買収すると発表しており、学習塾業界再編への思惑から関連銘柄人気化。【6053】栄光ホールディングスがストップ高買い気配とはなっているほか【4645】市進ホールディングス、【9760】進学会などが一時ストップ高の大幅上昇。また、人気コミック「花より男子」を原作とする恋愛ドラマアプリ「花より男子 F4とファーストキス」を7月上旬から配信すると発表した【3639】ボルテージがストップ高、【3823】アクロディア、【6266】タツモ、【8256】プロルート丸光などの上昇も目立つ。
後場は、後場14時に4月の訪日外国人客数が発表を控える。前日から多数のインバウンド関連銘柄が動意付いている状況だが、発表と同時に短期的には材料出尽くしの可能性もあり警戒しておきたいところだ。