【8914】エリアリンク 139円 -1 (-0.71%)
【1803】清水建設 1,158円 +57 (+5.17%)
【8306】三菱UFJフィナンシャル・グループ 786.9円 +17.3 (+2.24%)
本日の日経平均株価は197円高と2日大幅続伸。前日米市場の急反発や為替の円安進行を背景に主力輸出株を中心に幅広い銘柄へ買いが入り全面高のスタート。その後は、注目の集まる上海総合指数が高く始まると、投資家の過度な不安心理が後退し、一時は400円超の上昇もを超えるも一巡後は戻り待ち売りなどに押され上げ幅を縮小、引けにかけ伸び悩む展開となった。
個別では、直近連日の推奨銘柄。【1803】清水建設が明日にJPX日経400のインデックスリバランスによる買い需要期待などから買われたほか、山田電音から液晶ディスプレー用検査装置の販売権を取得したと発表を買い材料視された【6721】ウインテストが続急伸。助金対象事業や新工場建設などが材料視されて【5162】朝日ラバーが3日連続ストップ高。また、今期経常を一転黒字に上方修正した【9836】リーバイ・ストラウス ジャパンや【4573】アールテック・ウエノ、米製薬スキャンポ・ファーマシューティカルズの関連会社が同社に対して1株1900円でTOBを実施すると発表。これを受けて、TOB価格にサヤ寄せする動き見せストップ高となった。
本日引け後の中国市場、明日11時に年金運用に関し記者会見。資産1/3を上限に株式投資等などの情報が出ており、東京市場の引け後に上海総合指数が大幅上昇。今晩の米市場の動きにもよるが、明日はこれを引き継ぐ形から引き続き買い戻し優勢の展開か。ただ、明日は週末要因のほか、27-29日に開かれるジャクソンホール・シンポジウムなどの重要イベントも控え買い一巡後は本日同様上値の重い展開も想定される。