本日の日経平均株価は433円安と大幅反落寄り付きこそは前日の欧州株、本日発表された4-6月期実質GDP改定値が速報値から改善したことを受けて買い先行も一巡後は伸び悩み、そして上海総合指数の軟調スタートとなるとマイナス転換。後場入り後は更に下げ幅を拡大一段安、ほぼ安値引けの展開となった。
個別では、医療渡航支援企業の正認証を国内で初取得したと発表したことが買い材料に【6063】日本エマージェンシーアシスタンスが連日のストップ高。また、樹状細胞ワクチン療法に関する発表を引き続き材料視されストップ高となったほか、【4593】ヘリオスがiPS細胞を利用した世界初の移植手術について経過が良好と伝わり一時急伸。その他、好業績のマイナンバー関連、【2492】インフォマート、一部証券会社の格上げを好感された【5453】東洋鋼鈑、【7613】シークスなども買い優勢となった。
明日は前日休場、本日米市場の動き次第ではあるが引け後先物、ナイトセッションを250円高でスタートした後は上げ幅を拡大、一時470円高の17930円をつけた。その後17790円まで押したが、再度上げ幅を広げている状況。底打ちを期待する声もあるがこればかりは明日の動きをまずは見てから。まずは今晩、この二日日で何度も上値を叩かれた1万8,000円台にこのまま乗せてくるかに注目。上がるか下がるか、どちらにせよ週末SQを控え明日も値動きの荒い展開が続きそうだ。