本日の日経平均株価は75円高と反発。後場の日経平均株価は前場に続き中国景気減速懸念に加え、4~9月期決算発表の内容を見極めたいとの動きからのほか、来週の日米の中銀イベントを控え様子見姿勢が強い相場展開となった。売買代金は2日連続の2兆円割れ。業種別では、情報・通信業、銀行業、海運業、保険業などが上昇率上位に。一方、不動産業、電気・ガス業、建設業、石油石炭製品などが値下がり率上位となった。
個別では、アトピー性皮膚炎モデルマウスに関する独占ライセンス契約を締結を発表した【2342】トランスジェニックが後場に入り一時ストップ高の急伸となったほか、【2395】新日本科学、【3917】アイリッジなどが後場一段高に。また、【2477】比較.com、【5282】ジオスター、【9927】ワットマン、【2323】fonfunなどの上昇も目立った。
目先、日経平均の上値の重さが意識され物色は個別株中心の物色が目立った。明日も決算発表前で様子見姿勢は強まりやすい地合いとなりやすいためこの流れが継続か。特に本日後場にかけ急伸した銘柄などを中心に明日の動きも要チェック!