【9831】ヤマダ電機 484円 -7 (-1.42%)
【8202】ラオックス 500円 -2 (-0.39%)
【8306】三菱UFJフィナンシャル・グループ 868円 -7.2 (-0.82%)
本日の日経平均株価は331円安と大幅続落となり、1ヵ月ぶり安値水準に。前日の米株安のほか、中国株下落、中国内景気の減速懸念からリスク回避の動きが強まった。前場は一時下げ渋ったものの、上海総合指数が一時5%安まで下げ幅を拡大。これに反応したヘッジファンドによる先物売りの観測も聞かれ後場一段安、ほぼ本日の安値引けの展開となった。
個別では、一時期、高速データ処理デバイスの製品化への期待から一相場作ったことのある【4783】日本コンピュータ・ダイナミクスが後場一段高のストップ高まで買われた。同社は18日、「Wagby導入事例セミナー」を9月18日に開催すると公表し、これを材料視する動きも。また、【6502】東芝が7%超の大幅上昇。新経営体制およびガバナンス体制改革策、過年度決算の修正概要等が公表され、ひとまず不適切会計問題に区切り。悪材料出尽くしとの見方が強まり買い優勢の展開となった。一方、【7419】ノジマは公募増資による希薄化懸念で急落、本日の値下がり1位に。
明日は今晩の米市場でFOMC議事録公表後の米市場の動き次第。また、明日の寄り付き後の上海総合指数を睨んでの動きとなるため、不安定な相場展開続く可能性が濃厚。目先の底打ちが確認されるまでは本日短期資金が集まり好調だった銘柄への短期値幅取り狙い、主力銘柄の押し目待ち推奨する。