本日の日経平均株価は136円安と続落。後場の日経平均は一段安と、ECB理事会や4日の米雇用統計など重要イベントを控え方向感が掴みにくいなか、中国・上海市場が軟調に推移したことが重しとなった。業種別では、値上がりは倉庫運輸関連、機械、電気機器の3業種のみ。一方、保険業、海運業、医薬品、食料品が値下がり上位となった。
個別では、有機EL関連の一角【4960】ケミプロ化成や自動運転関連として材料豊富な【4667】アイサンテクノロジーが後場一段高。また、東証1部に指定替えと報じられた【6325】タカキタがストップ高。韓国LG関連として先週注目を集めた【3165】フーマイスターエレクトロニクスが先週末に続きストップ高に。その他、TOPIXの組み入れ需要の【2742】ハローズ、先週復配発表を好感を評価する動きが続き【3751】日本アジアグループなども上昇した。
日経平均は短期調整局面であり、今週控えるイベント通過までは動意に乏しい展開が想定される。引き続き中小型株メイン。直近人気のテーマ株。ドローン関連、自動運転関連、有機EL関連、ロボット関連の銘柄。また、値動きの軽い中小型株や材料株など短期売買スタンスでいくのがベストだろう。