11時過ぎ現在の前場の日経平均株価は710円高と4日ぶり大幅反発。為替の急速な円高一服や原油市況の大幅高を受け先週末の欧米市場が反発。これを受け日経平均も大幅上昇、幅広い銘柄が買い戻しの動きが先行。買い一巡後は春節明けの上海市場の動きが注目され上値は重かったが、先ほど始まった上海市場が売り先行も比較的落ち着いた動きから現状、それほど悪材料視はされていないようだ。
個別では、先週末決算を好感する動きを受け自動運転関連の一角【3663】アートスパークがストップ高買い気配。人材派遣の【4848】フルキャストが急伸したほか、【6914】オプテックスや【3649】ファインデックスも大幅高。また、先日に人工知能搭載OCRのAI insideと業務提携を発表した【3323】レカム、【3669】モバイルクリエイトがTOBで完全子会社を目指すと発表した【6314】石井工作研究所、個人投資家に人気のZMP関連。中小型株の一角【8462】フューチャーベンチャーキャピタルなども高い。
日経平均は上海市場が思ったより下がらなかったことから一段高の展開。先週末の底で拾えた銘柄などはコツコツ利確。短期的にはセリクラの可能性は高いが更にここから戻り売りをこなし上げてこれるか注目。