前場の日経平均は131円高と続伸。先週末の欧米市場が休場となり、手掛かり材料不足のなか円安を好感から買いが先行。一巡後は上値の重さは目立つが3月期末配当・優待権利取りなどを支えに底堅い展開となっている。業種別では、医薬品、海運業、倉庫運輸関連が値上がり率上位に一方で、鉱業、保険業、その他金融業などが値上がり率上位となっている。
個別では、中国でMN-001に関する特許承認の【4875】メディシノバや「IoTトータルコーディネート」サービスの提供開始の【9702】アイ・エス・ビーがストップ高。先週末にLINEと業務提携に向け基本合意書締結を材料視されストップ高となった【2484】夢の街創造委員会が連日のストップ高となっている。また、今秋にも東証1部への市場変更を申請する方針と報じられた【4565】そーせいグループ。旭化成ファーマとの間で、複数の創薬標的タンパク質に対して特殊環状ペプチドを創製する創薬研究開発契約を締結を発表した【4587】ペプチドリームなどが大幅高。その他にも【4594】グリーンペプタイド、【4528】小野薬品なども上昇。バイオ関連の上昇、年初来高値を更新する銘柄が目立っている。