本日の日経平均株価は109円高と反発。後場は週末要因、直近上昇からの短期的過熱感などから様子見ムードスタート。その後はしばらくもみ合った後、引けにかけ強含みの展開となり一時前場高値を更新する場面もあった。
個別では、直近スマホ向け新作ゲーム「スターオーシャン：アナムネシス」事前登録開始を材料に人気の【9421】エヌジェイホールディングスや特段の材料は確認できなかったが【3803】イメージ情報開発が後場はストップ高まで買われた。また、前日の決算内容を好感された【6810】日立マクセル、【8871】ゴールドクレスト 、【7241】フタバ産業などが大幅高となった。
その他、自動運転関連(ZMP)上場観測の噂から前場賑わった【8462】FVC、【3663】アートスパーク、【4667】アイサンテクノが引き続き人気を集めたほか、決算へ向けての思惑か。【6079】エナリスは終盤にかけ再び動意付き一時前場の高値を更新。大引けにかけ垂れたものの、週明けの25日線再度乗せてくればまた面白い動きを見せてくる可能性は高いと思う。
来週も決算シーズン継続。引き続き決算を手掛かりにした物色は継続すると思う。また、為替105円突破により主力輸出株への物色も継続。逆に新興(マザーズ)などは資金が逃げておりやや警戒しておいたいいかと思う。
イベントでは11月1日、2日にFOMC、週末の4日は米10雇用統計を控えており、週前半は今週の勢いが続く可能性はあるが、週半ばから後半にかけては警戒。直近の上昇からの利益確定の売りが一気に週半ばから後半に一気に降ってくることも。
