本日の日経平均株価は73円安と反落。後場は一段安と円高重しに下げ幅したものの、根強い先高期待に引けにかけ下げ幅を縮小。なんとか前日抜けた1万9500円台の節目は維持。
個別では、上場廃止の猶予期間から解除の【9399】新華ホールディングスや米NVIDIAと高精度3次元地図データシステムでの協業(提携)との一部報道【9474】ゼンリンなどがストップ高。また、enishが提供するスマホゲーム「ドラゴンタクティクス」買い取りの【3928】マイネットの強い動き継続でストップ高に。
その他、鴻海精密工業と共同出資するテレビ向け液晶パネル生産会社、堺ディスプレイプロダクトの上場検討の情報に【6753】シャープ。麻生との資本業務提携を材料視された【8157】都築電気などの上昇も目立った。
テーマでは、直近続き人口知能(AI)関連銘柄の物色が幅広い銘柄に波及、【6031】サイジニアのほか、直近買われたいなかった複数の関連銘柄が買われた印象がある。ただ、人口知能(AI)関連ならなんでも良いような買い方がされてる感もあり、特に注目されてる銘柄以外は関連銘柄とはいえ手を出しすぎるのは要注意だと思う。
また、本日はNTTドコモとKDDI、ソフトバンクの携帯大手3社が「020」で始まる家電などの電子機器専用の電話番号を10月から順次提供すると発表。IoTの拡大に対応するものであることからIot関連も数多く急騰、関心を集めた。明日のもこの流れは続くと思われ、値上り上位のIot関連は要チェック！
今日はなんとか節目の1万9500円の節目は維持したが、上値の重さ意識。値幅取り狙いの買いはともかく新規での中期目線などの買いは一旦手控えたほうがいいかもしれない。
