本日の日経平均は67円高と反発。前場は前日の米株上昇に買い先行なったものの、米によるシリアへのミサイル発射が伝わるとマイナス転換と、地政学的リスク警戒からリスク回避の動きに。後場は地政学リスク警戒の売りも一巡、過度の警戒感後退から再びプラス圏に切り返す流れとなった。
個別では、これといった材料ははっきりしないが警備事業などを手掛ける【4664】アール・エス・シーに仕掛け的な買いが入りストップ高となったほか、B．MARKETINGと業務提携。プロバスケットボールリーグ公認のスマホゲーム「B．LEAGUE ドリームアリーナ」を今春配信することを発表した【2656】ベクターやランエスケープ社を子会社化を材料視された【3678】メディアドゥが大幅高に。
その他、決算好感の【3382】セブン&アイ・ホールディングス、【7427】エコートレーディングス、【6289】技研製作所などの上昇も目立った。
今晩は米中首脳会談や米雇用統計の結果見極めへ。また、引き続きシリア問題に警戒しておきたい。
本日は後場に切り返したが不安材料は多い状況は変わらず。例え週明け買い先行で始まったとしても買い先行からの戻り売りに注意。物色は中小型株、材料株など中心に短期売買を狙っていくと良いと思う。
もちろん、業績良い銘柄などの大きく下落している銘柄の押し目狙いも悪くないと思う。
