前場の日経平均株価は344円高の大幅続伸。米中が貿易戦争回避に向け水面下で交渉していると報じられ米中貿易摩擦への懸念が後退したことを好感。
また、森友学園の決済文書改ざん問題で、佐川前国税庁長官の証人喚問が行なわれていたがこれも波乱要因にはならず。投資家心理はやや改善しつつあるようだ。
物色は中小型株中心の相場が継続しているほか、直近IPO人気。本日は3月期末配当の権利付最終売買日でもあり、直近の相場全体の急落から利回り妙味の高い銘柄などへの駆け込みの買いもあつようだ。
明日は配当落ち分が約170円とされ、節目の21000円台をキープするのには21170円以上。このラインより上で終われば明日権利落ち後も上昇もある程度期待できるかと思う。