前場の日経平均は5円高と小幅に7日続伸。直近急ピッチな上昇からの警戒感から安寄り後に下げ幅を拡大、その後は先高期待からの押し目買いが入りプラス圏に浮上した。ただ、やはり積極的に上値を追うにはやや材料不足。その後は前日終値を挟んでのもみ合いとなっている。業種別では、パルプ・紙、陸運業、金属製品、電気・ガス業などが値上がり率上位に。一方、銀行業、鉱業、その他金融業、鉄鋼などが値下がり率上位となっている。
個別では、前日決算発表の【3668】コロプラが大幅上昇、市場予想を上回る決算を好感。前期経常が上振れ着地の【3726】フォーシーズが一時ストップ高の上昇となったほか、【7608】エスケイジャパン、【3416】ピクスタ、【6728】アルバックなど上昇も目立っている。決算シーズンやはりメインでは好業銘柄に決算を手掛かりにした銘柄へ買いが集まっている印象だ。
明日のオプションSQを控え後場もこう着感の強い相場展開か!?明日のSQ通過後にどちらに大きく動く可能性あり、今日のところは様子見。決算手掛かりにした銘柄、材料株など値動きの軽い銘柄。値幅取りの立ち回り継続でいいかと思う。