前場の日経平均株価は102円高と反発。米株高と円相場の弱含みを受け買いが優勢スタート。一時1万7700円台に乗せる場面もあったが、米雇用統計の内容を見極めたいとのムードなどもあり、買い一巡後は上げ幅を縮小する展開となっている。東証1部の売買高概算は10億7321万株、売買代金概算は1兆1208億3000万円。値上がり銘柄数は1053、対して値下がり銘柄数は640、変わらずは168銘柄。業種別では、不動産、その他金融、石油石炭製品が上昇率上位。一方、空運、水産・農林、保険などが値下がり率上位となっている。
個別では、美少女コレクションパズルRPG「Wonder4World」のiOS版配信を発表した【7523】アールビバンがストップ高。【3785】エイティング、【4777】ガーラ、【3758】アエリアなど中小型、値動きの軽いゲーム関連株が人気を集めている。一方、【7532】ドンキホーテホールディングスは大幅安。安田隆夫会長兼最高経営責任者が6月30日付で退任。26期連続で増収増益を達成している同社をけん引した同氏の退任で、経営の先行きを懸念する売りが優勢に。