本日の日経平均株価は343円安と大幅続落。前場に続き中国景気減速懸念のほか、米企業決算に対する警戒感から後場一段安の展開。後場の寄り付きこそ下げ幅を縮小する場面もあったが、その後再度下げ幅を拡大、一時403円安を付ける場面もあった。業種別では、33業種中32業種が下落、値上がりは水産・農林業のみ。一方、鉄鋼、ゴム製品、ガラス土石製品、機械など値下がり上位となった。
個別では、横浜のマンション「虚偽データで基礎工事」で思惑的な買いが入り【6072】地盤ネットが後場急伸、ストップ高。【3825】リミックスポイントや【1945】東京エネシスが後場一段高の大幅上昇となったほか、「星のドラゴンクエスト」期待から【9684】スクウェアエニックス、前日決算培養をを好感された【3635】コーエテクモHD、【3177】ありがとうサービス、【9602】東宝などが買い優勢となった。一方、横浜のマンション「虚偽データで基礎工事」報道から【1821】三井住友建設が引けにかけストップ安に。
引けにかけやや下げ幅縮小も、企業決算の発表本格化を控えるなかでは、腰の据わった買いは入りにくい状況。明日も引き続き中小型株、材料株中心に値幅取り狙いしつつ、主力をじっくり押し目拾い。また、決算期待の期待の高い銘柄なども狙い目だ。