本日の日経平均株価は77円安と6営業日ぶり反落。後場も軟調な地合いが継続し、寄り付き直後から売り優勢になった。ただ、一巡後は再び買い戻しが入り下げ幅を縮小し、引けにかけては本日高値圏でのもみ合い。先高期待から底堅い展開となった。業種別では、鉱業、電気・ガス業、石油石炭製品、鉄鋼が値上がり率上位に。一方、証券商品先物、銀行業、その他金融業、保険業が値下がり率上位となった。
個別では、値動きの軽い中小型株の一角【4736】日本ラッドが後場一段高のストップ高に。【4714】リソー教育は10円復配を好感されたほか、民泊関連として【3276】日本管理センター、政策期待からドローン関連への物色も進み【3681】ブイキューブなども上昇した。一方、旧村上ファンドを率い、「物言う株主」として知られた村上世彰氏に強制調査との報道受け、大量に取得していたとされる【7517】黒田電気、【8150】三信電気、【7591】エクセルなどが引けにかけ急落した。
海外勢のフローが減少。25日の米国市場では翌26日が感謝祭で休場になるため、閑散取引となる可能性が濃厚。引き続き大きな動きは出ず、個人主体のテーマ株、中小型株物色が中心になっている状況が明日も続く可能性が高いと見て