本日の日経平均株価は918円安と大幅反落。後場も引きつつ1ドル＝114円台の為替相場の動きが重しとなり売りが先行、しばらくもみ合いとなったがその後先物主導で一段安。一時1万6025円の安値を付けた。その後も書いて不在のなか本日ほぼ安値圏での動きとなった。業種別では、33業種が全てが下落。値下がり上位には証券商品先物、銀行業、海運業、輸送用機器などが並んだ。
個別では、16年12月期の大幅増益・復配見通しを好感の【4784】GMOアドパートナーズがストップ高。通期業績上方修正や大幅な増配発表を評価された【1720】東急建設や前日決算の【1896】大林道路、【3276】日本管理センター。3年連続での値上げ発表の【4661】オリエンタルランドも収益拡大への思惑から逆行高に。一方で場中に決算発表の【7272】ヤマハ発動機が今期減益見通しから急落。通期下方修正の【6274】新川も大幅安となったほか、第3四半期累計最終益は3割超の減益の【5949】ユニプレス、第1四半期の赤字見通しの【3656】Klabがストップ安となった。
円高から売り仕掛けの動き。連日の大幅な下げから投資マインドも悪化しており、買い手不在といった印象が強い。引き続き底が見えない状況だけに様子見継続がいいかと思う。また、デイトレも一部材料株には資金が入るも地合いが悪すぎで分が悪い勝負になる可能性が高く極力手を出さないほうがよさそうだ。
