本日の日経平均株価は390円安と6日続落。後場の日経平均は後場寄りこそ上海株の上昇などを背景にやや買いが先行でスタートも続かず。円高からの企業業績懸念など根強く一段安、ほぼ本日安値圏の水準で着地となった。業種別では、33業種の全てが下落し、値下がり上位には鉱業、銀行業、石油石炭製品などが並んだ。
個別では、越境EC事業への成長期待が高いされる【3195】ジェネレーションパスがストップ高となったほか、WBSで「スケルトン防災コーティング」を取り上げられた【1401】エムビーエスが連日のストップ高となった。また、資源エネルギー庁の公募事業に採択されたと前日発表し、ストップ高となった【6063】日本エマージェンシーアシスタンス。企業向けUSBストレージ「QBOX-mini」を5月に発売すると前日引け後に発表した【6734】ニューテックなどが大幅高に。本日上場の【6192】ハイアス・アンド・カンパニーは本日値がつかず、2185円買い気配で取引を終えた。
後場は一段安と前場引け後に指摘した通りの展開。直近賑わった新興市場、マザーズの銘柄はストップ安の銘柄も目立ち状況。指摘した通り新興は完全にバブルな状況だっただけに今日の下げが初動の恐れもあり明日も要警戒だ。
ただ、中期目線で期待のできるバイオ銘柄、個人の期待も大きい【4565】そーせいグループ、他の好調バイオ株、テーマ買株の中心にある新興銘柄は再度安値で拾えるチャンスになる可能性も大きくしっかり監視。複数買いの一部戻り売り、一部保有など上手く回していきたい。