前場の日経平均株価は69円高と6日続伸。先週末の米市場が上昇したものの、日経平均は5連騰の反動から利益確定売りが先行。ただ、売り一巡後は押し目買いに切り返しプラス転換。その後も上げ幅を拡大し、前場ほぼ高値引けととなった。
個別では、子会社インサイトがFinTech事業部を新設と報じられた【6064】アクトコール 、先週末に上方修正を発表した【3186】ネクステージがストップ高となったほか、直近IPO関連が軒並み人気を集め資金流入。【3542】ベガコーポレーション、【3937】AWSホールディングス、【6194】アトラエ、【6196】ストライク 、【6193】バーチャレクス・コンサルティングなど大幅高、ストップ高と上昇が目立つ。一方で、下方修正嫌気の【3681】ブイキューブがストップ安となった。
寄り付き売り先行も下値の堅さからプラス転換。選挙を控え公的資金の支えも指摘されており、後場も底堅く推移する可能性が高そうだ。主力はそろそろ上値の重さが意識される可能性があるため、目先は直近IPO好調ならことからマザーズ系の銘柄中心に狙っていくと展開が理想かと思う。