本日の日経平均株価は50円安と6日ぶり反落。後場は当サイトでも警戒していたように週末要因、直近連騰からの利益確定売りに押される展開。後場やや売りが先行すると徐々に上げ幅を縮小、その後は鳥取県中部で震度6弱の地震の報道なども重なりマイナス転換、引けにけて弱含んだ。
個別では、決算発表を手掛かりにした買いが継続の【3753】フライトHDやスマホ向け新作ゲーム「スターオーシャン:アナムネシス」期待の大きい【9421】エヌジェイホールディングスがストップ高。また、中国向けホコリセンサの受注堅調、上方修正好感の【3004】神栄、ロシア関連の【4616】川崎塗料が大幅高。直近IPO、成長期待の高い【6196】ストライク、仕手性強い【6838】多摩川HDなども買い優勢となった。
一方で、「ニンテンドースイッチ」発表の【7974】任天堂はサプライズなし。事前に漏れていた情報と変わらずげ下落。中長期目線での期待はあるが目先は様子見がいいだろう。新作セブンス・リバース期待の【3765】ガンホーも75日線のサポートは維持したものの大幅反落。週明けこのサポートから再び上昇に転じるか注目したいところでもある。
日経平均の本日の下落は直近の上昇、地震の影響など考えれば仕方のないところ。当然の一服と見て問題ないかと思う。ただ、日経平均はようやくのレンジ上抜け今後は年末へ向けての上昇期待が高くなっていくと思うが、目目先は決算本格化見極めへ。
決算シーズン無事通過するまでは今週の流れ通り。新値追い、上昇トレンドキープしてる銘柄や材料株、決算手掛かりにした銘柄を中心に短期~スイング目線で狙っていくのがベストかと良いかと思う。