前場の日経平均株価は50円高と6日続伸。前日の米市場下落も円安基調を背景に買いが先行。買い一巡後は直近の連騰、週末要因が意識され利益確定売りに押され伸び悩むも、押し目買い意欲は強く前場引けにかけ強含んだ。
個別では、米DoubleMeとHVRコンテンツ配信で提携の【3815】メディア工房が連日のストップ高となったほか、IoT展に出展の【6662】ユビテックがストップ高。また、米社との国内独占販売契約の締結、並びにカナダとの国内販売代理店契約の締結を好感の【3356】テリロジー、決算赤字幅縮小の【2397】DNAチップ研究所などが一時ストップ高に。
その他、決算から急動意の【3753】フライトHD、中小型株の一角【6668】アドテック プラズマ テクノロジー、フィンテック関連の【6172】メタップスなどの上昇も目立っている。
後場はこう着感の強い展開を想定。直近の連騰、週末要因から積極的には買い難い状況なだけにやや様子見が無難か。