本日の日経平均株価は30円高と続伸。後場は引き続き前日からの急ピッチな戻り、週末要因が意識され軟調推移に推移し、大引けにかけては一時マイナス転換する場面も。トランプ次期米大統領の政策絡みのインフラ関連・保険、銀行などの金融株の上昇は目立ったものの、新興市場(マザーズ)などの指数は大きく下げ、中には一昨日の急落時の安値を割る銘柄も目立った。
個別では、三菱重工との舶用ディーゼルエンジン事業統合を好感の【6016】神戸発動機がストップ高。また、直近売られ過ぎが意識されたか小型株【7162】アストマックスが後場急伸し、ストップ高まで買われた。他には、独社と吸収性局所止血材の販売権許諾契約締結の【7777】スリー・ディー・マトリックスが一時ストップ高の大幅高。トランプ時期大統領絡みの政策、米国での金融規制緩和、米長期金利の上昇期待を背景に【8306】三菱UFJなどが賑わった。
来週は引き続きまずは相場の方向性を見極めたいところ。個人的には例年通りの年末株高路線だと思うが押し目狙いは慎重に。まずはしっかり中身の伴った好業績銘柄で大きく押している銘柄の押し目狙いのほか、比較的崩れず強いトレンドを維持してる銘柄での絵短売買などを中心にした立ち回りを意識！
