前場の日経平均は4日続落。前日の米市場下落も円高の一服やSQ算出に絡む買いが先行。ただし、一巡後はすぐさまマイナス転換。米軍によるイスラム国への空爆のニュースのほか、引き続きシリア、北朝鮮など地政学的リスクの不透明感が重しに。
個別では、上方修正・増配好感の【7208】カネミツがストップ高。筋肉が硬直する痙性麻痺の治療貼付剤「MRX-4TZT」に関するライセンス契約を引き続き材料視の【4586】メドレックスが連日のストップ高に。
また、政府が情報通信技術（ICT）の活用で医療と介護の効率化を進めるとの一部報道から【6034】MRT。インテルの実証実験参加から引き続き【6836】ぷらっとホームなどが一時ストップ高の大幅高となった。
後場はETF買いも意識されるとは思うが、週末要因、地政学的リスク警戒から積極的な買いは期待出来ないと思う。そうなるとこう着感が強い展開。もしくは本日の安値を下抜ければ更に下値模索の展開あり、引き続き警戒しておいたほうがいいと思う。
