前場の日経平均株価131円高と3日続伸。前日の欧米株高を受け買い先行スタート、一巡後は今晩の重要イベントFOMCを控え徐々に様子見ムードが広がり上げ幅を縮小する展開となっている。特に大型株の上昇が目立ち指数を牽引、【9983】ファストリを始め、【6954】ファナック、【9984】ソフトバンクグループ、【9433】KDDI、【6594】日本電産上昇。業種別では、電気機器、機械、鉱業、証券商品先物などが値上がり上位に。一方、その他製品、保険業、医薬品、銀行業などが値下がり上位となっている。
個別では、自社株買いを好感された【3665】エニグモが上昇したほか、米産業用ロボットメーカーのアデプトテクノロジー(AT社)を買収を引き続き好感されている【6645】オムロンが続伸。また、【7624】NaITO、【7714】モリテックス、【7746】岡本硝子などが値を飛ばし値上がり上位にランクインしている。
今晩、FRBが利上げに踏み切るかどうか市場の見方は分かれており、積極的に売り買いしづらい状況。後場は様子見が妥当なところか。