本日の日経平均株価は127円高と9日続伸。後場は寄り付き週末ポジション整理の売りなど先行したものの、その後は引き続き根強い買いに底堅く推移し高値圏を維持した。
個別では、COOKPAD(クックパッド)前社長の穐田誉輝氏の買収からの思惑相場が続く【6084】オウチーノが後場一段高のストップ高となったほか、今期黒字化見直し、再評価の動きか【2330】メイコーもストップ高に。また、2025年の万博関連、カジノ関連の誘致思惑から人気の【9353】櫻島埠頭や投資信託「Yjamプラス!」から人気化している【7162】アストマックスなどが後場急伸の大幅高となった。
その他、直近増坦規制を嫌気から下げた【6172】メタップス買われたほか、本日発売の四季報効果、高成長期待とされた【3928】マイネット、固定資産譲渡に伴う最終利益上振れ期待からの買いが継続の【4366】ダイトーケミックス、セキュリティ関連の一角【3692】FFRIなどの上昇も目立った。
短期的過熱感は引き続き気になりつつも中々上昇が止まらない状況。目先の調整局面意識しつつも長期上昇相場期待。大きめ調整がくるまでは材料株・中小型の短期値幅取り狙い。大きな調整局面では好業績銘柄、主力狙いが無難かと思う。来週のイベントでは、19日~20日に日銀会合控えるも現状ほぼ無風通過との見方が強いようだ。