日経平均113円高と反発。前日の米市場、注目されていたアップル、アリババの決算が市場予想上振れの動きから安心感に繋がり買い先行スタート。一巡後は今晩控えるFOMCの結果待ち、見極めの動きから上値が重く利益確定売りに押される場面もあったが引けにかけやや戻す展開となっている。業種別では、医薬品、情報・通信業、空運業、化学などが値上がり上位に。一方、鉄鋼、非鉄金属、海運業、機械が値下がり上位となっている。
個別では、前日上方修正を好感された【4816】東映アニメーションや韓国でモバイル広告プラットフォームを提供するNextappsの株式を一部取得し、子会社化すると発表した【6172】メタップスなどが一時ストップ高の急伸。アリババの好決算を受け【9984】ソフトバンク、通期計画を上方修正の【6954】ファナックなどが上昇し、指数を牽引しているほか、直近IPO【6180】GMOメディアなども強い動きに。
後場は今晩控えるFOMCの結果を前に引き続きこう着感強く、方向感に欠ける展開となる可能性が高いと思われる。前場物色される傾向が強かった直近IPO、好決算銘柄、材料株中心の値幅取り狙いの短期売買を推奨。
